exception conflict

■primitiv
■オリジナルシステム
■全方位スクロール物量系アブストラクト系シューティング
■全年齢
■100円(無料ダウンロード可)
http://i-saint.skr.jp/

                                 (2009.04.01)
▼概要・システム
 ネットワークプレイに特化した『exception』の別バージョン。『exception』についてはこちらを参照。

 基本的なシステムは『exception』と変わらないが、ライフの減少と回復速度のアップ、レイのロックオン数減少など多人数でのプレイを前提に調整されている。

 ゲームメニューは『exception』と同じだが、「strat」の中身は大きく違っている。
「strat」からは「starge」がなくなり、ゲームのモードを選択する「map」が追加された。
「horde」は、他のプレイヤーと協力して全30wave(シームレスなステージだと思ってくれればいい)を20分耐えきるモード。一人でプレイすると、非常にストイックなスコアアタックモードと化す(正確にはスコアじゃなくて破壊数だけど)。waveが上がると敵の数や種類するが、ある程度まで行くと敵の出現パターンはループする(ただし、耐久力は上がっているっぽい)。難易度は非常に高く、

「deathmatch」は他のプレイヤーと戦う対戦モード。一人で遊ぶと、ライフが0になっても死なない「horde」みたいなもので、制限時間内はプレイし続けなくてはならない。
「team fortres」は二手に分かれてのチーム戦で、相手の陣地のコアを先に撃破した方の勝ちとなる。一人でプレイしてもルールは変わらず、相手陣地のコアを壊さなければゲームは終わらない。上から降ってくるオブジェクトが邪魔をしてくれるのだが、結構空しい。

 どのモードもネットワークによる複数人プレイを前提に調整されているようですが、一人でもプレイ可能となっている。また、多少ではあるが任意に上下にスクロールさせることができる。

 操作方法は、どのモードをプレイ中でもポーズができないこと以外は『exception』と同じ。またconfigは画面解像度の上限が少し上がっている以外は『exception』と同じ。
▼シナリオ・テキスト
なにもない。
▼イラスト・グラフィック
 オブジェクト関連のグラフィックもほぼ『exception』と同じ。
 ただ、背景は大きく変わっている。紺のオブジェクトで作られたチューブというかシリンダーの奥へ向かって突き進んでいるような感じ。
▼サウンド・SE
 曲はすべて新曲。タイトル画面と「horde」、「deathmatch」と「team fortres」が同じ曲を使用しているため、全3曲。『exception』ほど燃えるものはないのが残念だが、これはゲームに対する目的意識が影響しているのかもしれない)(『conflict』にはクリアなどという目標がないため)。
 SEは前と同じみたい。
▼総評
 このソフトのメインであるネットワークプレイをが遊べてないので、真価は分からない。そのため、一人でプレイした感想がメインになってしまうことをご了承頂きたい。

 『exception』のネットワーク特化版ではあるが、実質的には上級プレイヤー版といった趣に近い。『exception』でこのゲームの基礎的なことを覚えていなければ、まともに遊ぶのは難しいだろう。いきなり『exception conflict』を遊ぶよりは、『exception』の体験版や完成版を遊んでから試してみた方がいい。そういう意味では、『exception』よりもさらに人を選ぶゲームといえる。
 一人で遊ぶことを前提とするならば、残念ながら「deathmatch」と「team fortres」は論外となってしまう。理由は簡単で、対人プレイを1人で遊ぶようなものだからだ。
 その点、「horde」は一人で遊んでもそこそこ楽しめる。目的らしい目的がないため、オブジェクトの破壊数を稼ぐだけのストイックな人向けのモードとなる。まさに自分との戦いだが、破壊数だけでなくスコアも付けてくれれば嬉しかったかも。ただ、『exception conflict』でスコアアタックするよりも、『exception』でのスコアアタックの方が燃えるので、存在意義としてはちょっと微妙かも。
 ネットワークプレイを体験すれば評価は変わるかもしれないが、旬を過ぎているであろうこと同人であることを考えれば、この時期に人がいないことは仕方のないことかもしれない。この辺りに関しては運良くネットワークプレイができたときに、改めて加筆できればと思う。
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