メイドのミヤゲ 体験版

■すぱのへや
■2D格闘ツクール2ND
■アクション
■全年齢
■たぶん無料配布
http://marron-supa.hp.infoseek.co.jp/index.html

                                 (2005.01.05)
▼概要・システム
 ほぼ横固定画面のアクションゲーム。
アドベンチャー画面でストーリーが進行し、それが終わるとアクションに移行するタイプです。体験版でどこまで遊べるかは不明。とりあえず2面までいきましたが、そこから先はもう勘弁して下さい。

 特徴はプレイヤーが操作するみやげのモード切替。ノーマルモード(パンチやキックで攻撃)、ブレードモード(剣のようなもので攻撃)、ショットモード(射撃が可能だが、ジャンプができなくなる)の3種類のモードを任意に切り替え、バリエーションのある攻撃ができます。ですが、このモード切替は立っている状態でしかできません。どんなときにでも切り替えられるようになっていれば、さらに戦術が広がるんじゃないかとなぁと思うのですけどね。

 固定されたフィールドで、一対多数での戦闘がゲームの基本のようです。左右にはスクロールしますが、上下にはほとんど動きません。2Dタイプの対戦格闘ゲームのフィールドみたいな感じです。操作は十字ボタンで左右移動とジャンプ&しゃがみ。攻撃はボタンひとつで、しゃがみとジャンプで変化。わずかながらコマンド技もあります。防御は回避行動ボタンとガードでまかないます。操作レスポンス自体は悪くないのですが、操作にはかなり難ありです。何が難ありって、攻撃ボタンとガードボタンが同じってこと。攻撃ボタンを長く押しているとガードに移行するシステムなので、とっさにガードができません。それでなくともCPUの移動、攻撃スピードがかなり速い(ついでにいえば、敵の攻撃判定が嘘くさい)ため、楽しんで遊べる代物になっていません。難易度はかなり高いです。
▼シナリオ・テキスト
 一応あるみたいです。研究所にやってきた変な奴らを迎え撃つため、行け!めいどさん!! ってな程度です。ゲームが進むと、色々あるのやもしれません。
▼イラスト・グラフィック
 アドベンチャー部分のキャライラストはCG。上手くありませんが、嫌いじゃないです。ヘタウマってのとは明らかに違うのですけど、憎めないって感じ。アドベンチャー部分とアクション部分の背景はモデリングされたCG、アクション部分のキャラクターはドット絵のようです。このドット絵、パターンはそれほど多くないようですが、ゲームスピードと相まってキビキビ動いているように見えます。その点は良いと思うのですが、CPUの軽快すぎる動きに辟易です。
▼サウンド・SE
 サウンドは意外と言ってはなんですが結構豊富です。テンポの良い曲が揃っていて、アクションゲームには不足ないものだと思います。SEもあります。
▼総評
 小さめのキャラクターがちょこまか動くアクションゲームは嫌いじゃないけど、これはちょっとパスかなぁ。

 正直、難易度が高い。理不尽気味な攻撃判定と圧倒的な攻撃&移動スピードに対処するのは、かなり大変です。加えて一度ダメージを受けると連続してダメージを受け続ける可能性が高いので、まともにゲームとして成立させるには、プレイヤーにかなりの腕前が要求されます。ガードの使いにくさも、難易度の高さを感じさせる一因かな。私は20分ほど遊んで、ようやく1面が越せたぐらいです。

 ダメなゲームというつもりはありませんが、もうちょっと遊びやすいゲームならなぁという感じですね。
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